私はあまり使いませんが、「すべからく」という言葉がありますね。どんな意味でしたっけ?

すべからくとはすべての意味?

大手電気通信事業者「エレクロム」で窓口業務を担当している相沢さんと安野さん。

相沢さんはお客様にスマホの説明をするのは得意ですが、スマホ自体はそれほど好きではありません。

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「新製品が発売されるのは来月だったっけ?」

「そうですね。」

「今度のはバッテリーのもちが更に改善されるらしいから、快適に使えそうね。」

「あまり使えすぎても困るんだけど。」

「どうして?」

「今年中学生になった娘がスマホを欲しがっているのよ。来月出る新製品が良いって。」

「いいんじゃない?前評判良いし。お勧めよ。」

「毎日スマホをいじってばかりになるんじゃないかと心配しているのよ。」

「そんな子珍しくないわよ。私の中2の娘もそうだし。」

「そうでしょうか。」

「最近の子供はすべからくスマホ中毒よ。」

「! 中毒なんてダメですよ。そんなところを目指してはいけないんじゃないですか?」

「別に目指すなんて言ってないけど?」

「だって今…」

「何?」

「いや、なんでもありません。ちょっと使い方が違うような気がして。」

「大丈夫、新製品といってもガラリと変わるわけじゃないから。初めての子でも使いこなせると思うよ。」

「………」

突っ込むのが面倒くさいと感じた相沢さんでした。

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すべからくの誤用と使い方に注意

「すべからく」は元々漢文の訓読から生まれたもので、「須」と書きます。

「すべからく○○べし」と使い、「当然(是非とも)○○すべき」という意味です。

「すべて」に似ているので「すべて、皆、例外なく」という意味だと思って使っている方が多いらしいですが、明らかに誤用です。

「て」が入っていないのですから、明らかに別物だと思うのですが。

文化庁の調査では約4割の人が間違った使い方をしているとのことですが、実際はもっと多いでしょう。

3択ですから、本当はわかっていないけど正解になった人が多いと思われます。はっきり言って、あの調査法では意味が無いかと。

また、意味が「当然○○すべき」だとわかっていても、『「べし」かそれに類するもので受ける』というルールを知らない人が多いようです。

そこまで知っていたとしても、誤用率が高い上に使いにくいこの言葉を使用する必要があるのでしょうか?

甚だ疑問ですが、あえて使ってみます。「他人に説明できない言葉があったらすべからく調べるべし!」

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