創作の世界では「世界観」という言葉がよく使われますが、意味はご存知でしょうか?

世界観の意味とは?

鶴亀テレビの人気音楽番組「シグナルソング」。歌自慢の人たちが音楽評論家の前で歌声を披露し、プロを目指すという企画です。

有名な音楽評論家の田辺さんは、参加者のひとりである華原さんという女性に興味津々のようです。歌はそれほど上手くはなかったのですが…

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「ご清聴ありがとうございました。」

「素晴らしかったですよ、華原さん。」

「ありがとうございます。田辺さんにそうおっしゃっていただけるなんて、大変光栄です。」

「いやいや、本当にそう思いますよ。東野さんの曲が好きなんですか?」

「はい、中学生の時からファンでした。彼女の歌い方が凄く好きなんです。」

「そうですか、でも華原さんには東野さんとは違った良さがありますね。」

「本当ですか?」

「歌い方と言うか、表情やトーンが絶妙ですね。独特の世界観が素晴らしくて、引き込まれそうになりました。」

「………私の世界観ですか?」

「はい。」

「ありがとうございます。(世界について語った覚えはないんだけどwww)」

「プロになって経験を積めば、よりあなたの世界観が輝きを増すでしょう。」

「本当ですか?がんばります!(ここは我慢我慢!)」

田辺さんの機嫌を損ねないよう、必死に笑いを堪える華原さんでした。

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ゲームやアニメの世界観って何?

ゲームやアニメを評する時に必ずと言ってもいいくらい登場するのが「世界観」という言葉です。

時代設定や環境、文化の特徴、どんな人たちがいて、何をして生活しているのか…等などですね。

「世界」という単語があるのでそういう意味だと考えるのはわかるとして、「観」が何なのかご存じでしょうか?

この「観」は「人生観」、「価値観」、「倫理観」、「恋愛観」等の「観」と全く同じです。

つまり世界観とは、「世界を全体として意味づける見方や考え方」のことなのです。

よって、ゲームやアニメ(もちろん映画や音楽も)に世界観なんていうものは存在しないのです。こういった「○○観」は人の頭の中に存在しているわけですから。

もちろん登場人物には世界観があると思いますけど、「○ンパンマンの世界観」と言ったら、○ンパンマンの(その)世界に対する考え方、思想という意味になります。

何故「世界観」だけが間違った意味で使われるのかというと、その誤用に代わるような言葉がないからです(強いて挙げるなら「世界」)。

「その世界の設定や特徴」とか言うのも面倒ですから、何か適当な言葉を作ってもらえないでしょうか?

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