「花も恥じらう」という言葉がありますが、どういう意味でしょうか?恥ずかしい?

花も恥じらうとは恥ずかしがる様子?

今年もバレンタインデーが近づいてきました。

彼女のいる武内君よりも、いない瀬良君の方が意識しているようですが…

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「そろそろだね、武内君。」

「ああ、たまには君に勝ってみたいものだね。」

「テストのことじゃないよ。」

「え?じゃあ何?」

「とぼけちゃって。嫌な性格だねぇ。」

「?」

「もうすぐバレンタインデーだろ。」

「ああ、そのことね。まさか君の方からその話題を振ってくるとは思わなかったよ。もらう当てでもあるの?」

「馬鹿にしないでもらいたいね。」

「悪かった。学年トップなんだからそれなりにモテるはずだよね。」

「違う!」

「え?」

「そんなものに興味はない!バレンタインデーなんて、売上を伸ばしたい店側の販促活動に過ぎない。そんな見え透いた戦略に引っかかるような愚者どもと一緒にして欲しくないね。」

「………君らしい考え方だね。ならどうしてバレンタインデーの話なんかするんだい?」

「なに、君が彼女からもらえるのかどうかに興味があるだけさ。」

「明日香か…」

「どうなんだい?(初めて名前を言ったな…)」

「どうだろうね。明るい子だけど、自分からアクションを起こすのは苦手なタイプだからな。」

「ふーん、花も恥じらう子なんだね。」

「いや、そこまでではないけどね。ははは…」

「ん?(何でこいつが恥ずかしかっているんだ?)」

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花も恥じらうの正しい意味は?

「花も恥じらう」は「うら若き女性の美しさ」を形容する言葉です(美しいだけでなく、ういういしさがある)。

美しい花でさえも引け目を感じる(恥ずかしいと感じる)ほどに美しいという意味ですね。

しかし、この「恥じらう」を誤解して「恥ずかしがっている様子」だと思っている方が少なくないようです。

思春期の女性が恥ずかしがっている様子を見て「花も恥じらう」と形容するのは誤用と言う他ありません。

「恥じらう」を誤解するのはわかるとしても、花はどこへ行ったんでしょうね?

また、花を見て恥ずかしいと思うのなら、本来の意味とは正反対のそれになってしまいます。

若い女性の美しさを褒めるとき、通常は「美しい」や「きれい」で十分だと思います。

しかし、「花も恥じらう」を使えば一味違った褒め言葉となり、良い印象をもたれることでしょう。

相手が意味を誤解していたとしても(おそらく)正しい意味に気付いてもらえると思うので、恥ずかしがらずに言ってみましょう!

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