「射程距離」という言葉をよく聞きますが、「射程」の意味をご存知ですか?

射程距離は正しい言い方?

今日は「BBG18ファン感謝デー」。BBG18のメンバーとの握手会の他、バスケの交流試合も行われます。

チームB2の遥香さんはシューター。スリーポイントシュートならBBG18の誰にも負けません(人気は8位)。

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この試合には特別なルールが設けられていて、ファン側は彼女たちに意図的に不要な接触をしたとみなされた時点で敗北となります。

このルールもあり、これまでBBG18側が負けたことはありませんでしたが、今日は由希さんたちチームB2が思わぬ苦戦を強いられました。

「今日はいつもと違うね。こんなに苦戦するなんて…」

「杏那がまだ本調子じゃないから点差を広げられない。初勝利が良いモチベーションになっているんだろうね。」

「でも私たちだって、初黒星は避けたいよ。」

「負けたら杏那が責任を感じちゃうかもしれないから、絶対に勝とうね。」

「うん。」

杏那さんはあの件以来一所懸命練習してきましたが、上の空だった時の影響が少なからずあり、あまり動きがよくありません。

そして、残り時間が10秒を切った時点で逆転を許してしまいました。

「まずい、このままじゃ…」

「由希、こっち!」

「!」

由希さんは迷うことなく遥香さんにパス。遥香さんは自陣ゴール付近からスリーポイントシュートを放ちました。

ボールは大きな弧を描き、相手ゴールに突き刺さりました。このスーパーロングレンジスリーポイントシュートにより、チームB2の勝利が確定しました。

「凄いよ。遥香って名前は伊達じゃないね!」

「自分でもビックリだよ。射程距離には自信があるんだけどね。」

「………そ、そうだね(勝ったんだからいいか)」

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射程の意味と重言に注意!

「射程」とは「弾丸等が届く距離」という意味で、「射程に入る」、「射程は○○メートル」等と使います。

「程」には「距離」の意味があり、「射程距離」だと重言になってしまうので気をつけて下さい。

では、「射程圏」はどうでしょうか?

明確に書かれているところはありませんが、「圏」は「範囲」を意味しているので重言とはならないでしょう。

「弾丸等が届く距離の範囲(円形)」という意味で使うのなら妥当だと思います(「射程」は距離のみ)。

しかし、「発射地点から最大距離までの範囲」という意味だと微妙ですね(「射程」で良さそう)。

さて、「射程距離」について調べてみると、某少年漫画での誤用が目につきました。

これによって広まったわけではないでしょうけど、「射程距離内に入ったぜ」とか言わないようにしましょう。

もっとも、射程距離はかなり一般的に使われていますし、「舎弟」と勘違いすることを避ける効果もあるので悪くないですね。

でも、「射程」と言えた方が格好良いと思いませんか?

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