こどもの頃はよく「うれしいひなまつり」を歌わされ歌いましたね。しかし…

お内裏様とお雛様?

明日は楽しいひな祭り。

真莉愛さんは弥栄乃さんを自宅に招いて雛人形の飾り付けを手伝ってもらうことにしました。

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「凄い!7段飾り!」

「そんなに凄いの?」

「ウチは5段だからね。3段のもあるし。」

「そっか、色々あるんだ。」

「それにしても綺麗だね。」

「去年買ってもらったばかりだからだよ。」

「じゃあ、丁寧に扱わないとね。」

「そうだね。じゃあ、早速始めよっか。」

「うん。」

「えーと、これは…」

「三人官女だから2段目だよ。」

「これで良し…と。これは…」

「五人囃子(ばやし)だから3段目だよ。」

「詳しいんだね。」

「ウチは昨日飾ったばかりだからね。」

「ふ~ん。次はこれ…」

「それは…」

「これは私にも分かるよ。お内裏様とお雛様だから一番上だね。」

「違うよ。」

「え?嘘?もっと下だっけ?」

「そうじゃなくて、呼び名よ。」

「え~。だって、『お内裏様とお雛様』って言うじゃん!」

「それは…」

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正しい呼び名と内裏の意味は?

「うれしいひなまつり」の歌詞に「お内裏様とお雛様」とあるので、一番上の男性の雛人形を「お内裏様」、女性の雛人形を「お雛様」と呼んでいる方が多いと思われます。

しかしこれは壮大な誤解で、正しくはそれぞれ「男雛(おびな)」、「女雛(めびな)」です(なんともつまらない呼び名ですね)。

私も数年前までは知りませんでした。有名な歌ですから無理も無いことですが。

では、「うれしいひなまつり」の歌詞は嘘なのかというと、嘘ではありません………

間違いです。まあ、人間誰しも間違えることはあるものですから、そこにはあまり触れないでおきましょう。

「内裏」というのは大内裏(平城京・平安京で、皇居を中心とする官庁のあった地域。)の中の、天皇の住まわれた建物のある一郭のことです。

天皇と皇后の姿をイメージして作られた男女一対の雛人形のことを「内裏雛」と言います。「お雛様」も男女一対の雛人形のことを指しているのです。

「お内裏様とお雛様」だと、天皇と皇后が2人ずつになってしまいますね。あ、触れちゃった………

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