結果が極めて明らかなことを「火を見るよりも明らか」と言いますが、明らかなら何でもいいんでしたっけ?

火を見るよりも明らかとはどういう意味?

猫内チャンピオンとラミレスの試合を2日後に控えた今日、調印式が行われました。

猫内チャンピオンは記者たちの前で何を語るのか?笹山会長の心境は?

ラミレスは余裕の笑みを浮かべています。ちなみにラミレスは日本語が得意なので通訳は無しです。

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「いよいよですね、猫内さん。」

「はい。」

「どんな試合になると思いますか?」

「厳しい戦いになるでしょう。でも、必ず勝ちます。」

「猫内さんはアウトボクシングが得意ですからね。上手くポイントを取れれば…」

「いいえ、KOを狙います。」

「え?本当ですか?」

「もちろんですよ。」

「ラミレス選手、猫内チャンピオンからまさかのKO宣言が飛び出しましたが、どう思われますか?」

「驚きましたね。KOされないように気を付けます(見え透いた手を使いやがって、どうせいつも通りのアウトボクシングだろうが!)。」

「笹山会長、今回は猫内さんの新しいスタイルが見られそうですね。」

「ええ、面白い試合になると思いますよ。(気合いが入っていたから何か考えがあるのかと思っていたら、見え見えの策か。アホらし。)」

「いい試合を期待していますよ、猫内さん。」

「はい、楽しみにしていて下さい。結果は火を見るよりも明らかですが。」

「………そうですか(分かっているのか、いないのか、どっちだ?)」

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正しい使い方は?

火を見れば、それが「火」であることは極めて明らかですよね。

そのように、「明白で疑う余地がない」ことを「火を見るよりも明らか」と言います。

ただし、「明らか」ならどんな場合にも使えるというわけではなく、望ましくない結果になるのが予想される場合に限ります。

「成功は火を見るよりも明らかだ」等という使い方は明らかな誤りで、「失敗に終わることは火を見るよりも明らかだ」等と使います。

「も」がない「火を見るより明らか」もたまに聞きます。

「も」は強調を表しているのでなくても間違いとはなりませんが、言葉の意味を考えればあった方がいいでしょう。

また、「火を見るように明らか」と言う方もいらっしゃるようですね。

通じなくもないと思いますが、試験では✕を喰らいますのでお気を付け下さい。

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