「断トツで1位」という言い方をよく聞きますが、断トツってどういう意味でしたっけ?

断トツ1位とはどんな1位?

広岡選手は東京ゲミックスウォリアーズの不動の4番。普段は温厚で明るい性格ですが、チャンスで凡退するとベンチを蹴るなど、気性の荒さも目立ちます。

成宮さんは、春菜さんがきちんとインタビュー出来るのかどうか心配しています。

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「広岡さんは去年、打点王のタイトルを獲得したんですよね。」

「ええ。ギリギリでしたけど、初のタイトルだったので嬉しかったです。」

「でも、得点圏打率は低かったんですよね?」

「ま、まあ。ちょっとね。」

「たしか去年の打率が.268で、得点圏打率は.224でしたね。」

「そ、そうだったかな?細かい数字は覚えてないですけど。」

「特に満塁の時は低くて.195なんですよね。」

「………(チッ)」

「それでも打点王になれたのは、前の3人の出塁率が高かったからでしょうか?」

「そ、そうですね(うるせーな、わかってんだよ!)。」

「特に3番を打つ大野さんが素晴らしくて、ファンに度々『4番を代われ』と言われていたそうですが、広岡さんはどのように思われていましたか?」

「え、ええ。悔しかったですけど、そう言われても仕方がなかったかもしれませんね。」

「自覚はあったんですね?」

「(なんだこの失礼な女は!)ええ、大野たちの活躍を考えれば打点は断トツ1位になって当然なのですから、本当に力不足だと思っていますよ。」

「え?それは違いますよ。」

「そ、そうですか?ありが…」

「断トツ1位だと重言ですからね。」

「………(ブチッ)」

「あの子、見かけによらず勇気あるわね。」

「今年も4番の座を維持する自信はありますか?」

「………(`A´)」

「でも、バカね!!」

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断トツの正しい意味は?

「断トツ」とは俗語で、「断然先頭にある」という意味です。

「他とかけ離れている様子」という意味の「断然」と「トップ(先頭)」をつなげ、略した言葉です。

故に「断トツ1位」は重言と言う他ありません。

比較的よく指摘される間違いなのですが、使っていらっしゃる方が少なくありません。

不思議なのは「断トツ」と書けている場合ですね。

「ダントツ」ならば、「断然」の親戚と誤解しているのだろうと推察できますが、「断トツ」と書くのならば、「トツ」の漢字は?「トツ」って何だ?と、疑問に思って欲しいところです。

同じくらい多い間違いとしては「断トツの最下位」がありますね。こうなると重言どころか意味不明となります。

「つい言ってしまう」という気持ちはわかりますが、語気を強めて言う言葉だけに気を付けましょう。

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