「あの人は○○な所がたまにキズだ」という言葉をたまに聞きますが、「たま」が何のことだかご存じでしょうか?

玉に瑕とはたまに欠点が出ること?

BBG18チームB1のリーダー涼子さんはメンバー1の美人で、いつもみんなに優しく接しています。

ある日、練習場の屋上で元気なく佇んでいる綾花さんを見かけた涼子さんは…

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「………」

「綾花さん。」

「あ、涼子先輩。こんにちは。」

「先輩だなんて呼ばなくていいのよ。仲間なんだから。」

「はい、涼子さん。」

「最近元気がないように見えるけど、どうかしたの?」

「いえ、ちょっと嫌なこと続いたものですから。特に美咲さん絡みで。」

「美咲さんと上手くいってないの?」

「ちょっと小言が多いんですよ。」

「昔から凄く真面目な性格だからね。」

「そっか、涼子さんとは付き合いが長いんですものね。」

「ええ、最初は由希さんたちとたった3人で始めたのよね。スリーオンスリーしか出来ない上に練習相手もいないっていう(笑)」

「大変だったんですね。」

「時々嫌になったけど、その度に美咲さんが叱咤してね。私も由希さんも涙をこらえて続けたのよ。」

「涼子さんはいつもみんなに優しいですよね。」

「ええ、私はみんなのことが大好きだから。」

「ああ、私もB1が良かったな。」

「え?」

「いつも仲良くしている架澄さんと沙羅さんを見ていると、羨ましくってしょうがないんですよ。」

「………ええ、あの2人は同い年だからね。」

「私も1つ上ならこんなに悩まずに済んだのかなぁ。」

「美咲さんは素晴らしい人よ。」

「え?」

「綺麗で賢くて、面倒見が良くて…」

「………」

「言葉がキツイのが玉に瑕だけどね。」

「そうなんですよ。たまにキツイ言い方をするから私も琴音も何度か泣かされてるんですよ。」

「………」

つづく

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玉に瑕の正しい意味は?

「玉に瑕」は「ほとんど完全だが、ほんの少し欠点がある。」という意味で使われています。

「玉」は「宝玉」のことで、「完璧」のたとえです。よって、「たまに(まれに)」という意味ではありません。

「キズ」を「傷」と書かないのは、「瑕」が「欠点」を意味しているからです。

「玉に瑕」の語源は「淮南子(えなんじ)」という中国の思想書の巻十七「説林訓」に出て来る「玉瑕」です。

実はそこに書かれてる内容は、

ネズミに穴を開けられた門を修理しようとして逆に壊してしまったり、ニキビを潰しておできができてしまうのは、真珠や玉に瑕があった場合に、そのまま放っておけばよいのに瑕を取り除こうとして壊してしまうようなものだ。

というものらしいです。

今のままでも十分素晴らしいのに僅かな欠点が気になり、何とかしようとした挙句に全て台無しになってしまった。そのままで良いんだから余計なことをするな!

という戒めだったようですね。

でも日本では………どうしてこうなった?

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