野球中継で実況が「あわやホームラン」と言うのをよく聞きますが、その使い方は正しいのでしょうか?

あわやは「もう少しで」という意味?

高校サッカーインターハイ東京都予選が始まり、武内君のいる町屋西高校は灰沼工業高校に勝利しました。

しかし、明日香さんがマネージャーを務める荒川学園高校は残念ながら初戦敗退。加奈子さんは明日香さんを気遣って…

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「おはよう、明日香。」

「うん、おはよう。」

「サッカー部、残念だったね。」

「みんな、がんばったんだけどね。」

「仕方ないよ、強いところと当たったんだもん。」

「そうだね、強豪相手に2点差なら善戦したって言えるかな?」

「もちろんだよ。それに、彼氏のいる高校は勝ったじゃん。2―0で。」

「うん。」

「しかも、2点とも武内君が決めたんでしょ?凄いなぁ。」

「そうだね。アシストが良かったからっていうのもあるけど。」

「いや、それでも凄いって。カッコイイよ。さすが明日香の彼氏だわ。」

「あ、ありがとう。」

「たしか3点目が取れそうなところで試合終了だったよね?」

「そうなの。惜しかったなぁ。」

「本当にね、あわやハットトリックだったのに。」

「え?(決めて欲しくなかったの?)」

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あわやの正しい使い方は?

「あわや」は「あともう少しのところで○○だった」という意味ですが、どんな場合にも使えるわけではありません。

正確には「もう少しで危うく○○する(になる)ところだった」という意味で、「あわや大惨事」のように「危なかった」場合に使うのが正しいのです。

「あわやホームラン」の場合は、守っている側からすれば正しいのですが、攻撃している側からすれば間違いということになりますので、適切な言い方ではありません。

ただし、「日本vsアメリカ」等のように、明らかに実況が日本寄りの場合は話が別です。

「相手の打った球があともう少しでホームランになるところだった」という場合は「あわや」を使って問題ありません。

逆に、日本の攻撃時に「あわやホームラン」などと言おうものなら「非国民」と言われかねません。

実況の方は気を付けましょうね。

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