がんばっている人たちはきちんと評価されるべきです。誇大評価はだめですけどね。2つの意味で。
誇大評価とはどういう意味?
東戸倉高校野球部のエースは渡辺君ですが、2年生の勇毅君もだいぶ力をつけてきました。
言葉はともかく、投手としての成長に渡辺君は喜びを感じています。
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「いい球投げてるな、勇毅。」
「ありがとうございます、先輩。」
「また速くなったんじゃないか?」
「そうですか?自分ではよくわからないんですけど。」
「元々俺より速かったからな。でも、それ以上にコントロールが良くなったことに驚いたぞ。」
「はい、毎日たくさん投げ込んでいますから。」
「(監督のお陰で)実戦で投げる機会が多かったしな。」
「かなり疲れましたけどね。」
「フォークも良いし、今年はかなり戦力として期待できそうだ。」
「期待に応えられるようにがんばります。」
「本当に良くなったよ。ひょっとしたら、夏の大会ではエースナンバーを付けているかもしれないな。」
「はははは、まさか。それは誇大評価というやつですよ。」
「………まあ、がんばってくれ(こっちの方も成長して欲しいな)」
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誇大広告と過大評価の意味は?
「誇大」は「大袈裟な様子」という意味です。
自慢話をする分には構いませんが、「誇大広告(商品等を実際よりも優れているようにみせかけ、消費者に誤認を与える広告。)」はやばいです。根拠を示せなければアウト!
「過大」は「大き過ぎる」という意味です(そのまんまですね)。反意語は「過小(小さ過ぎる)」。
「過大評価(実際よりも良く見過ぎること)」のように使われることが多いです。誇大広告と違って罪に問われる事はないですが、「過大評価し過ぎ!」は重言なのでアウト!
「誇大評価」は上記の「誇大広告」と「過大評価」とを混同して生み出されてしまった造語です。
「大袈裟な評価」となりますので、「絶対に間違っている」ということもないでしょうけど、辞書は認めていません。ウケ狙いで使う分には構いませんが、それ以外はアウト!
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