オリンピック等の国際大会の時期になると「至上命題」という言葉をよく聞くようになります。一体どういう意味なのでしょうか?

至上命題とはどういう意味?

高校野球の名門、東戸倉高校。しかし、今年は西東京大会の決勝で文京大三高にまさかの逆転負けを喫しました。

春から指揮を執っている七瀬監督は全体練習の前に厳しい口調で話しました。新エース渡辺君の心境は如何に?

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「我々は後もう少しのところで優勝を逃したわけだが、敗因が何か考えたことはあるか?」

「………(ありませんよ。考えるまでもないので。)」

「チャンスで凡退が多すぎた。いつでも点を取れると思っていなかったか?そういう油断がいけないんだ。」

「………(油断してたのは監督でしょ。ほぼ完璧に抑えていた上杉先輩を交代させて。)」

「自分が目立つことばかり考えていなかったか?個々の力も大事だが、チームプレーの大切さも忘れてはならない。」

「………(自分の息子をヒーローにしたくてマウンドに上げた人が言う台詞ですか?)」

「調子の善し悪しはあるだろうが、期待されてグラウンドに立っている以上はそれに応えなくてはならない。」

「………(本来の意味でのピンチヒッターだった長嶋君に四球を与えた挙句、次の打者には初球ストライクを狙われてジ・エンドでしたよね。)」

「うちは全国から優秀な選手を預かっているし、多額の寄付も頂いているんだ。わかるな?」

「………(急によく喋るようになったと思っていたけど、この人って口だけ…)」

「甲子園出場は至上命題だということを肝に銘じておけ!」

「はい!(え?口もダメなの?(°Д°;)」

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至上命題は至上命令の間違い?

「至上」とは「この上もない、最上」という意味です。

「至上命令」だと「この上もない命令」という事になりますね。

「至上」は良いとしても、「命令」は物凄く重たいイメージがあります。命令している人は至上に偉い人でしょう。

だからなのかどうかはわかりませんが、これに代わる言葉として「至上命題」という言葉が使われるようになりました(昔から?)。

流石に命令と命題を同じ意味だと勘違いする人はいないと思いますので、おそらく「課題」、「任務」のような意味だと思って使っているのでしょう。

しかし、残念ながら「命題」にそのような意味はなく、それに近い意味もありません。

正しくは「言語や式によって表した一つの判断の内容」だそうです。よくわかりませんが、少なくとも「課題」でないことはわかります。

また、「題名」という意味もあるようですが、これも課題ではないですね。

どうしても「至上」を付けたいのであれば、「至上課題」と言えば良いのではないでしょうか?私は使いませんが。

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