後少しのところで間に合わなかった時って悔しいですよね。そう、間一髪で………ん?

間一髪で間に合う?間に合わない?

常軌を逸したファンの行動のせいで足を怪我をしてしまった沙羅さん。

涼子さんと架澄さんがお見舞いに来てくれましたが…

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「足の具合はどう?」

「まだ痛みがとれないの。重症ではないんだけどね。」

「焦る必要はないから、ゆっくり治すと良いよ。」

「うん、ありがとう。でも、情けないよね、バスケの練習もしてるのに。」

「ああいうケースは想定してなかったからね。」

「………」

「でも、あの男が怪しい素振りをしていたのには気が付いていたんだよ。表情も異常だったし。」

「架澄は私の後ろにいたもんね。」

「うん。沙羅が倒れかけた時に『危ない』と思って飛び出したんだけど、間一髪で間に合わなかったんだよ。ごめんね。」

「………」

「………」

「え?何?」

「あ、いや、いいのよ。昨日に比べれば良くなったし、そんなに時間はかからないと思うから。」

「そう、良かった。」

「沙羅。実は私たち、あの男性が連れて行かれた時、物騒なことを呟いていたのを聞いたのよ。」

「え?」

「ん?(何か言ったっけ?)」

「koroしてやるって…」

「!」

沙羅さんは怯えてしまいました。架澄さんはおかしいと思いつつも、涼子さんの無言の圧力に負け、話を合わせました。

つづく

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間一髪の正しい使い方は?

「間一髪」とは「髪の毛一本の隙間」ということで、「たいそう差し迫った時、危ういところ。」という意味です。

「危うい」なので、「間一髪のところで助かった」等のように、間に合った時に使います。

よって、「間一髪で間に合わなかった」というのは誤用ですので、気を付けましょう。

似たような言葉に「危機一髪」がありますが、こちらも「危機一髪のところで事故に遭ってしまった」というのは誤用です。

「間一髪」と「危機一髪」の意味はほぼ同じで、違いは「危機一髪の方が危機感が強い」くらいのものでしょう。

「列車に間に合った」程度なら「間一髪」の方が適切だと思いますし、「時限baku弾の解除に間に合った」なら「危機一髪」ですね。

どちらも「一発」と書くのは誤りですが、「黒○げ」は「危機一発」なので注意して下さい。そもそも、あれが誤字の原因なのですが。

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