傲慢ちきと言われるのは避けたいですね。あれ?高慢ちきでしたっけ?

傲慢ちき?高慢ちき?

いつものように反省会を始めようとした涼子さん。

しかし、美咲さんと由希さんの様子はいつもと異なりました。

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「じゃ、始めよっか。」

「その前に、ちょっといい?」

「何?」

「綾花にSCAMコーポレーション紹介したのは涼子よね?」

「………ええ、そうよ。悪いことしちゃったね。」

「綾花に葉山のことを酷い人だったようねと言ったらしいけど、何故それを知っているの?」

「知り合いが説明会に参加していたからよ。」

「どう酷かったの?」

「女性たちの気持ちを踏みにじってお金儲けを考えていたからよ。」

「違うよ。」

「え?」

「それは綾花しか知らないはず。葉山が暴行を受けたのは、女性たちを顔が良いだけで頭が悪そうと言ったからよ。」

「………」

「あなた、葉山の企みを知っていたんでしょ?だから暴行を受けたと聞いて、真っ先にその理由が思い浮かんだのよ!」

「待って、記憶違いかも…」

「涼子さん、杏那がおかしくなった理由を覚えていますか?」

「ええ、たちの悪い人に…」

「架澄さんにたちの悪い女言ったそうですね。なぜ女性だと知っていたんですか?」

「架澄さんの勘違いじゃないかしら?そんなこと言った記憶は…」

「嘘をつかないで下さい。桜井に杏那のことを話したのは涼子さんですよね?」

「………」

「沙羅さんに抱きつこうとした男性の発言も、杏那を陥れるための嘘だったんじゃないですか?」

「どうなの?涼子!」

「………そのとおりよ。」

「何でそんなこと…」

「あの子たちが悪いのよ。」

「え?」

「私の気持ちも知らないで無邪気に1位を目指すなんて言って…生意気なのよ。」

「杏那はそうだったかもしれないけど…」

「綾花は、1位はあなたが相応しいって…」

「1位は譲ってやるとでも?そっちの方がたち悪いよ!」

「………」

「あの子たちの傲慢ちきな所に腹が立ったのよ!」

「(傲慢ちき?ひょっとして高慢ちきって言いたいの?)」

「(珍しいな、涼子さんが間違えるなんて。そもそもそんな下品な…)」

「でも、それだけの理由であんなことを…」

「それだけのわけないでしょ…」

「え?」

つづく

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正しい方と傲慢と高慢の意味は?

「驕り高ぶって人を侮ること」を「傲慢」と言います。

「思い上がって人を侮ること」を「高慢」と言います。

そして、「高慢」を罵って言う言葉が「高慢ちき」です。

「高慢ちき」は俗語ではありますが、辞書に載っています。

「傲慢ちき」という言葉はないようですので、使わないようにしましょう。できれば高慢ちきも。

さて、「傲慢」と「高慢」の違いですが、結構難しいです。

どちらも「人を見下す」という意味ですが、「傲慢」は他人に対する「態度」であり、積極的に見下すことと思われます。

それに対して、「高慢」は自分の方が優れていると思っている「性格」であり、自然に人を見下すことと考えられます。

人によって解釈が異なるようですけどね。

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