マスコミは「更迭」という言葉が大好きですが、意味を知らずに使っていることが少なくありません。

更迭とは辞めさせること?解任と同じ?

以前から問題発言の多かった神崎外務大臣が辞任を表明。

そのニュースを知った穂乃果さんは日奈子さんに嬉しそうに話しました。

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「日奈子、このニュース見た?」

「え、どれどれ………神崎外務大臣が辞任…か。」

「やっとか、って感じだよ。」

「仕事ぶりはともかく、失言が多かったからね。」

「本当だよ。庶民を何だと思ってるんだろ。」

「私たちとは金銭感覚が全然違うんだよ。」

「だからって、あれは多すぎだよ。」

「そうだね。」

「そもそも、私はあの人の性格としゃべり方が大っ嫌い!」

「たしかに、偉そうだよね。」

「そうそう、何様?って感じ。ろくに漢字も読めないくせに。」

「あれは………たまたまだと思うよ(穂乃果も人のことは言えないような…)」

「何にせよ、クビになって良かったよ。」

「クビ?辞任だよ。」

「だって、政権へ影響があるから辞めさせられたんでしょ?」

「まあ………多分ね。」

「表向きは辞任だけど、実質的にはこうそうだよ。」

「………そうだね(もしかして、更迭って言いたいの?意味も違うけど…)

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更迭の正しい意味は?

「更迭」は「こうてつ」と読みます(テレビアニメ「甲鉄城のカバネリ」とは何の関係もありません)。

意味は「ある役目、地位の人を(が)改まりかえ(わ)ること。」です(迭は「かわる」の意)。

いつだったか、ある大臣(だったような)が辞任を表明したというニュースで「事実上の更迭です」と言っているのを見ました。

他の人が大臣を務めるのは当然ですが、まだ何も分かっていない段階で「更迭です」はないでしょう。意味を間違えています。

「辞任(任務を辞退してやめること)ではない」と言いたいのでしたら「解任(職を辞めさせる・任務を解く)」と言うべきです。

「更迭」は「入れかえ」であり、辞めさせることではありませんし、必ずしも問題を起こしたから行われるものでもありません。

マスコミはやたらと「更迭」という言葉を使いたがりますが、言葉を知らなすぎですね。

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