スーパー等のチラシでよく「大目玉」という文字を見かけますが、あまり行きたくないと思うのは私だけですか?

大目玉とは特価品のこと?

スーパー鷹杉では夏のスーパーセールを開催中。

店長の手塚さんは、イマイチ覇気のないパートの宮田さんが気になっていました。

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「宮田さん!」

「はい、店長。何でございましょうか?」

「もう少し元気よくできないかなあ。」

「すみません、がんばっているつもりなんですけど。」

「先月は去年より売上が落ちたからね、今月で挽回しないと。」

「はい。」

「特にこの洗剤をもっとアピールしてよ。目玉商品なんだからさ。」

「分かりました。」

宮田さんは気合いを入れて、その洗剤を買ってもらおうと大きな声を出しました。

「いつも当店をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。こちらの洗剤は本日の大目玉商品となっております。ぜひ…」

すると、多くのお客さんが笑い出しました。それを見た手塚さんは慌てて宮田さんを注意しました。

「ちょっと、何を言っているんですか?」

「え?」

「大目玉だと意味が違ってくるでしょ!目玉商品だよ!」

「す、すみませんでした。」

この日買い物に訪れていた沢村さんは、店長の発言についても笑っていました。

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目玉商品の本来の意味は?

「目玉」には「最も中心となるもの・最も目立たせようとするもの」という意味があります。

そういう商品を「目玉商品」と言いますが、そこに強調の意味を込めて「大」をつけるのは間違い。

それだと「大目玉」となり、「ひどく叱られる」という意味になってしまいます(「目玉」には「叱られる」という意味もある)。

「大目玉市」と書かれることもありますが、そんな所には行きたくないですね。本気なのか冗談なのか分かりかねますが。

ただ、「目玉商品」の意味と使い方も本当は間違っているのです。

本来の意味は「客寄せのために、特別に値引きをした商品。おとり商品。」です。

閉店セールで「最大80%引き!」という文字を見て、行ってみたら「80%引き」は元が安い商品ばかりだった…という経験はありませんか?

それが「目玉商品」です。売上アップのためにできるだけ来てもらおうとする店側の戦略です。

つまり、「目玉商品」は本来お店内部で使う言葉であり、広告に堂々と書くのは「エサです!かかってね!」と言っているようなものです。

ただ、特価品であることは間違いありませんので、悪意がないのであれば使っても問題ありません。

私を含めた一部の人には笑われますけどね(笑)

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