いい顔で「割愛します」と言っている人をたまに見かけますが、意味を分かって使っているのでしょうか?

割愛とは不要なものを切り捨てること?

美島君が大河君の住んでいるアパートに遊びに来ました。

そこにはゲームとゲーム関係の雑誌が大量にありました。

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「凄いな、これ。」

「趣味だからな。」

「集めるのがか?」

「否定はしないが、もちろん普通に遊ぶためだよ。雑誌はいい暇つぶしになるし。」

「それにしても凄い量だな。」

「最新のだけじゃなく、今のおじさんたちが遊んでいたような古いハードもあるからな。」

「いいのかよ、こんなにあったら生活するスペースが狭すぎるだろ。」

「何を言っているんだ。これでも引っ越しの時にだいぶ割愛したんだぞ。ソフトだけだけど。」

「そうか、大変だったんだな。で、どんなのがあったんだ?」

「クソゲーだよ。パッケージのねーちゃんに騙されて買っちまったゴミのようなゲームを売り払ったんだ。」

「………」

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割愛の正しい意味は?

「割愛」とは「惜しく思うものを諦める。手放したくないものを手放す。」という意味で、「コレクションを割愛する」等と使います。

しかし、この言葉を「不必要なものを切り捨てる」という意味だと思って使っている方が非常に多いのです。

平成23年度の「国語に関する世論調査」によると、その割合は65.1パーセント。これはかなり高いです。

恐らく、意味を勘違いしている人の使い方を聞いて覚えてしまったのでしょう(よくあることですが)。

また、「省略」を格好良く言った言葉だと思っている方もかなり多いです。どちらかと言えば、こちらの間違いの方をよく耳にします。

「詳細は別紙に記載されているので割愛します。」は間違い。それは「省略」です。

「詳細は紙面の都合で割愛しましたので、口頭で説明いたします。」等と使いましょう。

私も初めて聞いた時は間違った意味に解釈したと記憶しています。やはり、知らない言葉はちゃんと調べた方がいいですね。

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