あなたの周りに奇特な人はいますか?そもそも、どんな人のことでしたっけ?

奇特な人とは変な人のこと?

水原さんに気に入られる為に苦肉の策に打って出た青木君でしたが、骨折により入院する羽目になってしまいました。

何の成果もなかったことを嘆く青木君の所へ、思いもよらない人がお見舞いに来てくれました。

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「最悪だ。水原さんに優しくしてはもらえたけど、それだけだ。よく考えてみれば浅はかな考えだった。俺はなんて馬鹿なんだ…」

「本当に馬鹿だよ。」

「中村さん!何故ここに?」

「あなたが事故に遭って入院したって先輩から聞いたから、お見舞いに来たのよ。」

「先輩?」

「水原さんは私のサークルの先輩なの。」

「そうだったの?だからあの事も…」

「あの事?」

「いや、いいんだ。」

「ちなみに彼氏いるよ。」

「ええっ!」

「そうとは知らずにアタックしてたの?本当に馬鹿ね。」

「………」

「あ、クマのぬいぐるみ!」

「え?悪魔?」

「クマのぬいぐるみって言ったの。馬鹿なの?」

「………(さっきから馬鹿って言ってるじゃねーか)」

「たしか先輩も同じの持ってたなぁ。彼に貰ったって。」

「………(orz)」

「これをプレゼントしようとしてたの?馬鹿だね。」

「………(馬鹿馬鹿言い過ぎ!もう黙っていられない!)………君もどうかと思うけど。」

「?」

「入院したとはいえ、別れた馬鹿な男の所に見舞いに来るなんて、奇特な人だね。」

「………」

「………(まずい、言い過ぎた。)」

「そうだよ。そんな子と出会えたことを幸せに思うことね。」

「?」

「このクマのぬいぐるみ貰っていい?」

「!」

一定の成果はあったようです。

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奇特の本来の意味は?

私が「奇特」という言葉を初めて聞いたのがいつだったかは覚えていませんが、強く印象に残っているものがあります。

それは某雑誌の「奇特な人」というコーナー。変な顔をしたゲームキャラの絵が掲載されていました。

それからかどうかはわかりませんが、「奇特な人」=「変人」と思うようになっていました。

もちろんこれは誤用であり、奇特の本来の意味は「特別に優れていること。行いが感心なこと。」です。

つまり、「奇特な人」とは「優れた人、感心な人」を指します。

例えば、自分とは何の関係もないような場所でゴミ拾いをしてくれている人は「奇特な人」と言えるわけです。

立派な褒め言葉なのですが、問題は誤用が多くて使い辛いことですね。

感心な人に「奇特な方ですね。」と声をかけたくても、その人が奇特の意味を知らなかったら怒られてしまうでしょう。

どんなに良い言葉でも、誤用が多ければ「使えない言葉」となります。

そんな言葉を少しでも減らしたい。そんな思いで記事を書いています。

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