不正な方法で利益を得ようとする人が多いですが、そうは問屋が許さない………あれ、卸さないでしたっけ?

そうは問屋が卸さない?そうは問屋が許さない?

北見さんの活躍で万引きによる被害が減ったスーパー鷹杉ですが、警戒すべきは万引きだけではありません。

宮田さんはレジで、ある男性客の視線を不審に思いました。

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「次の方どうぞ。」

「………」

「こちらは半額に………(ん?)」

「………」

「(製造した時間が1時間前になっている。半額になるわけがない…)」

「あの、何か?」

「………お客さん。このシール、自分で貼りませんでしたか?」

「何を言っているんですか?そんなわけないでしょ!」

「透明なシールが貼ってあります。恐らく、半額になる別の商品に半額シールを貼ってもらって、それを貼り付けたんでしょう。」

「知りませんよ、そんなこと。誰かがイタズラしたんじゃないですか?」

「お客さんの視線を不自然に感じていたんです。他に商品があるのに、このシールばかりに目が行っていて…」

「それはあなたの勝手な推測でしょ?」

「その通りです。ですので、少しお時間をいただけますか?調べればすぐに分かることですので。」

「………」

「お客様、顔色が悪いですよ。」

「具合が悪くなってきたので帰ります。」

「お待ち下さい。お客様が貼ったんですよね?」

「う…」

「上手くいくと思ったのでしょうが、そうは問屋が許しませんよ!」

「問屋が許さない?」

「ええ。」

「ふ、ふふふ…ははははは!」

「わ、笑ってごまかそうとしても無駄ですよ!」

なぜ笑われたのか分からない宮田さんでした。

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正しいことわざは?

「問屋」とは「卸売商」のことで、生産者等とお店との仲介業者です。

問屋がお店に商品を売ることを「卸す」というのですが、自分が希望する金額よりも安ければ、卸したくなくなりますよね?

そこで、「そんなに思い通りになるものではない」ことのたとえとして「そうは問屋が卸さない」ということわざが生まれました。

これを、「そうは問屋が許さない」と言い間違えてしまう方が少なくないとか。

文化庁が発表した「国語に関する世論調査」では20%以上の方が「許さない」の方を使っているとのことで、ちょっと驚きました。

「許さない」でも意味が通じるような気がしないでもないですが、それだと問屋は関係ないですよね。

そもそも、許せないこと(犯罪)限定ではないんですけど、そう言いたくなるような事が多い世の中だということなのかもしれません。

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