世の中は自分の思い通りにいかないものです。今は上手くいっているからといって楽観視していると…ん?

心待ちに待つ?楽観視?尽力を尽くす?

お見合い希望者が複数いるという連絡を受けた肝革さんは、ブラック・ブライダルへ行きました。

そこで黒坂さんと話をしましたが…

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「こちらの方々です。」

「ありがとうございます♡どれどれ~」

残念ながら、全員肝革さんが望んでいるような相手ではありませんでした。

「これじゃちょっと………もっと良い人からの依頼を心待ちに待っているんですけど。」

「(心待ちに待つ?)肝革さんは、どういう方を望んでいらっしゃるんですか?」

「そうですね。できれば年下で、イケメンでスポーツ万能で、年収は600万くらい…」

「そういうのいいから…」

「え?」

「真面目に答えていただけませんか?」

「………ちょっと高望みでしたかね?」

「あのですね、肝革さん…」

黒坂さんは「(依頼があるので)自分はモテる」と勘違いしている肝革さんに現実を(優しく)教えてあげました。

「………そうなんですか。それなりの相手からしか来ないんですね。」

「言いたくはありませんが、そういうことです。」

「いつかは素敵な人が申し込んでくるだろうと楽観視していました。馬鹿ですよね。」

「(楽観視?)大丈夫ですよ。もう少し理想を下げて、自分を磨いていけば…(とりあえず、痩せましょうね。)」

「そうですよね。仕事だけじゃなくて、女子力を上げることにも尽力を尽くさないと…」

「(尽力を尽くす?)え、ええ。まだ間に合いますからがんばりましょう(厳しいな)。」

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重言に注意!

「心の中で密かに期待すること。待ち望むこと。」を「心待ち」と言い、「○○を心待ちにする」と使います。

たまに「心待ちに待っています」という言い方を聞くのですが、期待して待つと同じく重言です。

気持ちはわかりますが、「待」が2つあるのですから気が付いて欲しいところです。

「全ての物事を良い方向に考えて、成り行きに希望を持つこと。」を「楽観」と言います。

これを「楽観視」と言ってしまう方が非常に多いのですが、「観」と「視」はいずれも「見る」なので重言となります。

面白いことに反意語の「悲観」は「悲観視」と言われることがほぼありません。不思議ですね。

「(ある事を実現するために)力を尽くすこと」を「尽力」と言い、「○○に尽力する」と使います。

「尽力を尽くします」と言ってしまう方が少なくないのですが、「尽」が2つあるので重言です。こちらも気が付いて欲しい。

おそらく「最善を尽くす」との混同でしょう。意気込み自体は立派ですけどね。

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