「可愛い子には旅をさせよ」ということわざがありますが、意味は大丈夫ですか?

可愛い子には旅をさせよは旅行の勧め?

浦沢さんが太郎君の部屋に入ると、太郎君がノートに何か書いているのが分かりました。

勉強ではなさそうですが…

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「太郎?」

「何?母さん。」

「楽しそうな顔をして、何を書いているの?」

「計画だよ。」

「計画?何の?」

「今月、3連休があるでしょ?」

「ええ。」

「それを利用して友達と一緒に旅行に行きたいと思っているんだ。」

「旅行?中学生だけで?ちょっと心配ね。」

「大丈夫だよ。一人旅をする中学生だっているんだから。」

「でも、最近物騒だし。あなたに何かあったら…」

「心配しすぎだよ。多少のことならいい経験になるし。それに、可愛い子には旅をさせよっていうじゃん。」

「………そうね、気をつけてね(旅行の前に正しい意味を教えておこう)。」

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可愛い子には旅をさせよの正しい意味は?


「可愛い子には旅をさせよ」とは「子どもが本当に可愛いと思うならば、甘やかさずに世の中の苦しみを体験させた方が、将来的にその子のためになる。」という意味のことわざです。

「旅」は「旅行」のことですが、現在のような気楽な旅行のことではありません。昔は交通機関が発達していなかったので、移動するだけでも大変だったのです。

昔の旅は苦労が多く、その大変さが人生において大きな財産となったことから、このようなことわざが生まれました。

これを「可愛い子どもには楽しい旅行をさせてあげよう」という意味だと思っているお子さんや親御さんがたまにいらっしゃるのですが、そんなことわざがあるはずもありません。

また、「子どもには旅行をさせて視野を広げさせよう」という解釈も誤り。そんな甘いものではないのです。

もちろん、「旅行をさせて色々な経験を積ませよう」という考え自体は良いと思います。

しかし、その際に「可愛い子には旅をさせよだ」と言ってしまったらちょっと恥ずかしいです。気を付けましょう。

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