「手を染める」と聞いて何を連想しますか?え、犯罪?ちょっと待って下さい!

手を染めるとは悪事を働くこと?

直人君は今日も熱心に勉強していますが、少し嬉しそうです。

おじいさんは何があったのか聞いてみました。

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「直人や。」

「ああ、おじいちゃん。」

「今日も勉強か。」

「そうだよ。」

「嬉しそうな顔をしているが、何か良いことがあったのか?」

「うん。」

「何があったんだ?」

「ついに、友達にテストで勝ったんだよ。」

「テストで勝った?」

「ずっと目標にしていたからね。凄く嬉しいよ。」

「………」

「あれ?一緒に喜んでくれないの?」

「嬉しい気持ちは分かるけどな、勉強ばかりではダメだぞ。」

「まあ、そうだけど。」

「若い内は色々なことを経験してみて、視野を広げることも大事だ。」

「おじいちゃんもそうだったの?」

「ああ、色んなことに手を染めたなぁ。」

「え?(((゚Д゚)))」

「どうした?」

「う、ううん。何でもない。これからは勉強だけじゃなく、おじいちゃんの助言も聞くよ。」

「そうか(気のせいかな?怯えているように見えるが…)」

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手を染めるの語源と正しい意味は?

「手を染める」の「染める」は元々は「初める」と書いたそうです。「書き初め」と書いて「かきぞめ」と読みますよね?それと同じです。

それが、いつの間にか「染める」と書かれるようになりました。

「染める」に「初め・始める」という意味はありませんが、「色や模様を付ける」という意味から連想されたのでしょうか?

「手を染める」と聞くと、「犯罪に手を染める」のような使い方を思い浮かべる方が多いと思いますが、この慣用句は「関係する。物事をし始める。」という意味で、別に悪事に限定した言葉ではありません。

しかし、「染る」には「悪に染まる」のように、「悪い影響を受ける」という意味があるため、「手を染める」も「悪いことを始める」場合に使われるものと思われてしまっています。

例えば、「ボランティア活動に手を染める」は間違った言い方ではないのですが、誤解を恐れるなら使わない方が良いでしょう。

私なら恐れずに使いますけどね(笑)。

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