余裕の音だ。馬力が違いますよ。」というセリフを聞いたことがありますか?余裕ってどういう意味でしたっけ?

余裕でアウト?余裕で間に合わない?

浦沢さんは太郎君と次郎君を連れて映画を観に行きました。

しかし、予想を遥かに超える渋滞に巻き込まれてしまい…

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「なかなか進まないね。」

「ごめんね、もう少し余裕をもって出れば良かったのに…」

「大丈夫だよ。スマホがあるから。」

「またゲーム?困った子たちね。」

「次郎と一緒にしないでよ。僕がやってるのは健全なスポーツゲームだよ。」

「………スポーツねぇ。」

「ここで盗塁を………ああ、こいつ足遅いな。余裕でアウトだ!」

「………」

「点差が全く縮まらない、これは余裕で負けるな。」

「太郎…」

「まだ着かないのかな?」

「ようやく進みが良くなってきたけど、この時間だと…」

余裕で間に合わないね。次の回は何時間後かな?」

「………」

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余裕の意味と使い方は?

「余裕」とは「ゆったりとしていること。余りのあること。また、その余り。」という意味です。

野球中継を観ていると、「余裕でアウト」という言葉をたまに聞きます。

時間に余りがあるということですが、少し気を付けないといけません。

守備側の視点(アウトにする)ならば特に問題ありませんが、攻撃側の視点(アウトにされた)で使うのは間違いです。

この間違いはまだ可愛い方で、「余裕で負ける」、「余裕で間に合わない」という完全におかしな使い方も耳にします。

「余裕」は「ゆとりがある」という意味なのですから、「余裕で勝つ」、「余裕で間に合う」のように使いましょう。

また、あるRPGの攻略サイトを見ていたら「育て方を間違えると余裕で全滅する」のような事が書いてあり、笑ってしまいました。

さて、冒頭のセリフは某映画の有名なシーンでのものですが、全く意味がわからないです。

「ゆったりとしている音」なら「静かな音」のはずですが、「馬力が違う」とは矛盾している気がします。「余った音」も意味不明ですし。

ちなみに原語は「That’s power, That’s performance.」

これが何故「余裕の音」になるのやら。素晴らしい迷翻訳ですね。

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