どんな仕事でも、続けていれば疲労が溜まっていきますよね。そのうち勤続疲労で………あれ?

勤続疲労?金属疲労?

大手ゲーム会社「クオーツ」への入社を目指している大河君ですが、最近は少し迷っているようです。

美島君はそんな大河君を見て…

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「よう、大河。企業研究は進んでいるか?」

「それなんだが…」

「ん?」

「調べれば調べるほど、不安になってくるんだよ。」

「どういうことだ?」

「あのゲームはリアリティーを重要視しているんだ。」

「そんな感じだよな。ありえない空中コンボなんてないし。」

「そのため、開発に携わる人間は男女を問わず格闘技を習わされるらしい。」

「マジか?」

「ああ。だからあんなにリアルなんだよ。」

「凄いな。」

「当然、体が悲鳴をあげるよな。」

「だろうな。」

「その上、過酷なゲーム開発だからなぁ。今まで何人もの人が入院したらしい。」

「それで嫌になったのか?」

「そこまでは行かないけど、たとえ入社できたとしても勤続疲労が心配だと思ってな。」

「(金属疲労?今の話の流れで何で金属が出てくるんだ?)」

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正しい四字熟語とその意味は?

「金属材料が繰り返し力を受けて小さな亀裂を生じ、ついには破壊に至る現象。」を「金属疲労」と言います。

これがなければ(永遠に使えれば)企業も設備投資をしやすいのですが、難しいですね………という話はさておき、

「勤続疲労」という言葉が一部で使われています。言うまでもなく、「金属疲労」を元にした言葉です。

私は数ヶ月前に知ったので新しい若者言葉なのかと思っていましたが、90年代には使われていたんですね。

もちろん、それが正式な四字熟語でないことは使用者全員が分かっている………ものだと思っていたのですが、

誤解している(「勤続疲労」が正しく、「金属疲労」が間違いだと思っている。)方もいらっしゃるようで、かなり驚きました。

ただ、「勤続疲労」はなかなか上手い造語だと思います。面白いですし、ネットの掲示板等で使用する分にはアリでしょう。

しかし、論文等のまともな文書で使用するのはやめましょう。流石にそれは滑稽というものです。

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