失敗した時に「目から火が出る」と言う方がたまにいらっしゃいますが、どういう意味でしょうか?

目から火が出る?顔から火が出る?

弘人君は自分の部屋で、直人君から返してもらった参考書を眺めていました。

そこへ、おじいさんがお菓子を持って入って来ました。

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「弘人」

「あ、おじいちゃん。何か用?」

「お菓子でもどうかと思ってな。」

「うん、ありがとう。」

「何を読んでいるんだ?」

「参考書だよ。」

「難しそうだな。」

「本当に難しいよ。自分に合わないのを選んじゃったから、頭の良い直人君に貸していたんだ。」

「あの子は成績優秀らしいからな。しかし、勉強ばかりが…」

「あれ?」

「どうした?」

「これは…」

本の中に、可愛い女の子が写っている紙が挟まっていました。雑誌の切り抜きのようです。

「誰だ?」

「確かBBG18の………小春っていう子だったと思う。返す時に取り忘れたんだろうね。」

「ほう、アイドルか。」

「意外だな、アイドルに興味があったなんて。」

「大事な物だろうから早く返してあげなきゃな。」

「いや、見なかったことにしよう。直人君が思い出して取りに来るまで待つよ。」

「何でだ?」

「だって、恥ずかしいじゃない。イメージが崩れるから。」

「それもそうだな。もし見られたことが分かったら、目から火が出るかもしれん。」

「おじいちゃん、それを言うなら顔から火が出るだよ。」

「おお、そうか。すまん。」

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恥ずかしい様子を表す慣用句はどちら?

「恥ずかしくて顔が真っ赤になる」ことを「顔から火が出る」と言います。

これを「目から火が出る」と言ってしまう方が少なくないようです。

恥ずかしさで顔の色が赤くなるため「火が出る」と表現されるのですから、「目から火が出る」だと目が赤くならないといけなくなります。

「目から火が出る」という慣用句はありますが、「恥ずかしい」ではなく、「頭や顔を強く物にぶつけて、目がくらむ。」という意味です。

よく漫画に出てくる、「お星様」がクルクル回るあれですね。

漫画と言えば、「顔から血が出る」という言い間違いをしていた女子高生がいましたね(突っ込まれてましたが)。

顔から血が出たら恥ずかしいどころの話ではありません。酷ければ病院行きです。

それに比べれば「目から火が出る」は可愛い言い間違いかもしれませんが、顔から火が出ることになるので間違わずに言いましょう。

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