「さがす」という漢字は「探す」と「捜す」がありますが、適切に使えていますか?

行方不明者をさがす場合は探す?捜す?

「クオーツ」の「渾身の鉄拳」は相変わらず大人気ですが、開発現場もまた相変わらずのようです。

この日は空手担当の犬飼さんが出社おらず、鬼塚さんは桃田さんにそのことについて聞かれました。

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「おい、鬼塚。犬飼はどこだ?」

「まだ出社していないようです。」

「何?業務開始から1時間も経っているんだぞ。」

「おかしいですね。」

「お前、何も聞いてないのか?」

「はい、全く。」

「アップデート作業で忙しい時にあいつは…」

「あ…」

「どうした?」

「メールが来たんですが…」

「メールだぁ?なんて書いてあるんだ?」

「うーん。」

「もういい、見せろ。」

「は、はい。」

そこには一言だけ「さないで下さい」と書いてありました。

「何だこりゃ?ふざけやがって!」

「これはまずいですよね。」

「当然だ。まったく、あの野郎は…」

さがすの字を間違えるなんて…」

「そうなのか?いや、そこじゃねーだろ!」

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使い分け方は?

「捜す」は「見えなくなったものをさがし出す」という意味で、「落とし物を捜す」等と使います。

「探す」は「欲しい物をさがす・極める」という意味で、「宝物を探す・職を探す」等と使います。

「捜す」は所有していた唯一無二のものをさがす場合に、「探す」は所有していなかった未知のものをさがす場合に使うと思っていいです。

「買います、売ります、します」という看板のあるお店を見たことがあるのですが、「探偵業もやっているの?」と聞きたくなりました。

探偵といえば(でもないが)、「犯人さがし」という言葉がありますよね。あれはどちらを使うのでしょうか?

正解は「探す」。犯人が誰か分からない場合は「犯人を探す」となります。そして、逃走した犯人をさがす場合は「捜す」です。

「行方不明者」は、行方不明になる前は誰かに見られていたわけですから「捜す」を使います。

さがして欲しくない場合は「(私を)捜さないで下さい」と書きます………が、そんなこと書いちゃ駄目ですよ!

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