「閑話休題」は「それはさておき」という意味ですが、さておかれるのは本題でしたっけ?

閑話休題とは本題から外れること?

ゲミックスを日本一に導き、見事MVPに輝いた谷口投手(24)。鶴亀テレビでは「谷口投手の軌跡」と題した番組を企画。

谷口投手が「これまでの野球人生」について、美人アナウンサーの河野さん(28)と対談します。

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「よろしくお願いします、谷口さん。」

「はい、よろしくお願いします。(なんか妙に近いな)」

「野球を始めたきっかけは何だったのですか?」

「兄がやっていたのを見て、自分もやってみたいと思いました。」

「最初から投手を目指していたんですか?」

「いえ、最初は打つ方に興味があったんです。でも驚くほどセンスがなかったので投手でやっていこうと思いました。」

対談は順調に進んでいるように見えましたが…

「今年の活躍は凄かったですね。やっぱりいずれはメジャーに挑戦するつもりですか?」

「そうですね、いつかは挑戦してみたいと思います。」

「契約金が全然違いますからね。自分ならいくら貰えると思いますか?」

「それはまだ何とも…」

番組の趣旨を忘れたのか、河野さんはいつのまにか将来について聞き始めました。

スタッフはたまらず「閑話休題」と書かれた紙を河野さんに見せました。すると河野さんはニッコリ微笑んで…

「谷口さんは今付き合っている女性はいるんですか?」

「? いえ、いませんが。」

「♡ そうですか。彼女にするとしたら、歳上は絶対に嫌ですか?」

「………いや、そんなことはないですけど。」

「♡ どんな人が好みですか?」

「………そうですね、知的な人がいいかなと。」

「そうですよね、特にアメリカに一緒に行くなら英語が得意な人がいいですよね。あ、私、英語得意なんですけど♡」

「は、はあ(近い…)」

結局、その日の対談は放送するレベルに達していませんでした。

そして、河野さんはゲミックスから厳重注意を通告されました。

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閑話休題の正しい意味は?

「閑話休題」は簡単に言えば「それはさておき」ですが、正しくは「余談を打ち切って、本題にもどる。」という意味です。

つまり、本題から外れてしまった話を打ち切って、本題に戻すときに使います。

ところが、逆に「本題から脱線して、どうでもいい話をする。」という場合に使われることが少なくありません。

「それはさておき」はよく使われる言葉ですが、話している内容のどちらが本題なのかをあまり意識して使っていないことが多いでしょう。

そこで、『「閑話休題」とは「それはさておき」という意味だよ』と教えられれば、「本題と余談の切り替え」のような意味だと誤解してしまうのも無理はないでしょう。

私は漫画でこの言葉を初めて知りましたが、見事に誤用していました(笑)。

誤った知識を教えるのはやめて欲しいですね。

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