「やばい」という言葉を良い意味で使っていますか?私は抵抗がありますね。

すごいやばいはすごくやばい!

入学以来8人の女性に振られてしまった有原君。流石に反省したようです。

今度は練習を兼ねて千短の藤田さんと付き合ってみることにしました。

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「ねぇ有原君。」

「何?」

「『テレビ青空』の『私は絶対魔女!』っていうドラマ見てる?」

「うーん、見てはいないけど知ってるよ。面白いの?」

「面白いし、ヒロイン役のララちゃんが可愛いの。」

「ああ、白鳥ララさんか。ネットで話題になってるよね。(ゴレプロのゴリ押し女優だとか、可愛いだけで大根だとか。)」

「すごい可愛いよね。」

「(すごい?いや、ここは我慢だろ。)うん、あの子は可愛いよね。」

「やばいよね。」

「(何がやばいんだよ。だが、これも…)うん、すごく可愛いよね。」

「私も女優になりたいなぁ。すごい大変だと思うけど、なれたらやばいよね。」

「………(だめだ、この子は無理過ぎる。練習でもきつい。)」

「どうしたの?」

「違うなぁ。」

「?」

「さっきから『すごい』と『やばい』の使い方がおかしいんだよね。そんな言い方してると馬鹿だと思われるよ。」

「………」

「(無事に嫌われたな。さて、次は…)」

「ステキ…」

「は?」

「有原君はカッコイイだけじゃなくて頭もいいんだね。こんな私のことを心配してくれるし、ますます好きになっちゃった♡」

「え、いや俺は…」

「やばいなぁ…あ、これはおかしいんだっけ?」

「(やばい、どうしよう…)」

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やばいの本来の意味は?

「やばい」とは、「悪い事が起こりそうな状況」、「危ない」という意味です。

語源は諸説あるようですが、いずれも危なそうな話です。

しかし、だんだん意味が変化していって(若者言葉)、「すごい」や「素晴らしい」を意味するようになりました。

可愛い子供のことを「やばい、可愛い!」と言ってみたり、すごい人を「やばい、やばい」と連呼しているシーンを見たりする度に嫌な気分になります。

「すごい」も「可愛い」も「素晴らしい」も元々は今とは全く異なる意味でしたので、「言葉は変わっていくもの」であることは否定できません。

しかし、「やばい」は違うと思います。この先どれ程の年月を経たとしても良い意味の言葉とは認められないでしょう。

そんなことはないと思う方は是非、面接試験で言ってみて下さい。大抵はやばいことになるでしょう。

さて、「やばい」程ではありませんが、「すごい」の誤った使い方もかなり気になります。

形容詞ですから形容詞を修飾することは出来ないのですが、「すごい綺麗」、「すごい可愛い」、「すごい楽しい」と平気で言う人が非常に多いです(東大生も)。

そういう時は副詞の「すごく」を使います。この使い分けができるかどうかだけでも大分印象が変わってきますので、気をつけましょう。

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