急に用事ができて会社を休まざるをえないことがありますよね。そういう時はどう言っていますか?

お休みさせていただきたい?

パートの田中さんは2児の母。上の子は小学2年生で元気がよく、土曜日に行われる運動会を楽しみにしています。

それは田中さんも同じですが、あいにくその日は出勤日。何とか休ませてもらいたいと思い、課長に相談しました。

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「課長…」

「ん?何だい田中さん。」

「実は今週の土曜日は小学校の運動会でして…」

「ああそうか、上の子は小学生だったね。足が速いんだってね。」

「はい、かけっこで一番になるんだと張り切っています。」

「それは楽しみだね。」

「はい、私も楽しみなんです。ですが、その日は確か出勤日ですよね?」

「そうだね。」

「そこでお願いがありまして、こどものために今週の土曜日はお休みさせていただきたいのですが…」

「お休み?」

「はい。」

「………」

「………だめですよね。忙しいですから。」

「いや、個人的にその言い方が好きじゃないから気になっただけだよ。」

「え?もっと丁寧な言い方があるのでしょうか?」

「そうじゃないですよ、もっと基本的なこと。まぁいいや、ちゃんと休暇願いを出せば問題ないよ。」

「………ありがとうございます(どういうこと?)。」

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敬語として正しいの?

「お休みさせていただきたいです」は私の会社でもよく耳にする言葉です。

私が言われているわけではないので今のところ突っ込んだことはありませんが、敬語として間違っています。

ポイントは「お」です。

休むのは自分自身ですので、「お休み」と言うと自分を立てることになってしまいます。

本人としては「休み」よりも「お休み」の方が丁寧だと思って使っているのでしょうが、「その動作は誰のものか」という点を意識すれば間違いに気付けるでしょう。

「休ませていただきたいです」若しくは「休暇をいただきたいです」と言えばいいのです。

ちなみに、就寝する時に言う「お休みなさい」は「(私も寝るので)あなたも休んで下さい」の意味です。

では「お電話いたします」はどうでしょうか?

これは「電話をする」という行為が相手にも及ぶので「お」をつけるのが正解となります。「お話」も同様です。

また、他社からの電話で休んでいる人をお願いされたら「休んでおります」となります。

私の会社ではやはり「お休みしています」と言ってしまっている人が多いのですが、あなたの職場ではどうでしょうか?

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