「あっけらかんとした女性」等とよく聞きますが、どういう意味でしょうか?

あっけらかんとは平気な様子のこと?

友人の適切な(?)アドバイスによってスマホ買い替え作戦を中止した真莉愛さん。

母親はホッとしたようですが、買い替えを中止した理由を聞いた相沢さんは…

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「今年もあと1箇月ほどですね。」

「月日が経つのは早いものよね。」

「そう言えば、娘さんのスマホ問題はどうなったんですか?」

「ああ、あれね。わかってくれたみたい。」

「良かったですね。」

「友達が説得してくれたんだって。」

「いいお友達がいるんですね。」

「詳しくは聞いてないんだけど、娘は何か良くない方法で買い替えをしようとしていたらしいの。」

「え?」

「でもそれを友達に咎められて、やめることにしたみたい。」

「友達に咎められて?何があったのかわからないけど、ショックを受けていませんでしたか?」

「ううん、あっけらかんとしていたわよ。」

「あっけらかんと?」

「ええ、元々そういう性格だし。」

「あっけらかんとした性格?」

相沢さんはしばらくの間、あっけらかんとしていました。

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あっけらかんの本来の意味は?

「あっけらかん」とは、「意外な事や成り行きに呆れてしまって、(ぽかんと口をあけたまま)何の動作もせずにいる様子」です。本来は。

しかし言葉の響きからか、「(何か動揺することがあっても)少しも気にせず、けろりとして平気な様子。」という意味で使われるようになりました。

私は最近まで「誤用だ!」と思っていましたが、手持ちの古い辞書にもしっかりとその意味が載っていたので驚きました。

かなり昔から辞書も認めていたのです。それだけ誤用者が多かったということでしょう。

本来の「呆れた様子」とは正反対と言っても過言ではないのですが、その「本来の意味」で使われることはほとんどないのであまり問題は生じないかもしれません。

しかし、元々は性格を表すような言葉ではなかったのですから、「あっけらかんとした性格」という使い方には違和感がありますね。

私はもちろん、人の性格には使いません。私の中ではあくまで「誤用」なのです。

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