あなたの周りには気の置けない人がいますか?それはどんな人でしょうか?

気が置けないとは気詰まりすること?

沙弥花さんたちは(多喜恵さんの提案で)今度の日曜日にみんなで遊びに行くことにしました。

学校の帰り道、沙弥花さんはその日のことについて和佳奈さんと話をしました。

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「寒くなってきたね。」

「うん、12月だからね。」

「日曜日は天気が良いらしいから大丈夫だと思うけど、どこに行くのかなぁ?」

「ゲームセンターじゃない?新しいプリ機が入ったって言ってたから。」

「タキちゃんはそういうところ凄いよね。」

「うん、色んなこと知ってるしね。(成績はあまり良くないけど。)」

「リーダーシップがあって頼もしいよね。」

「うん、面倒見がいいしね。」

「私たち以外の子ともそこそこ仲良いしね。」

「うん、気が置けないよね。」

「え?サヤちゃんはタキちゃんのことそう思っていたの?」

「そうだけど?ワカちゃんは違うの?」

「違うに決まってるじゃない。ひどいなぁ。」

「?」

「無理して付き合わなくても良いんだよ…」

和佳奈さんはそう言って早足で歩いていきました。

「………待って、ワカちゃん。あのね…」

流石にこれはまずいと思った沙弥花さんは、和佳奈さんにきちんと説明し、誤解を解きました。

そしてこれを機に、多喜恵さんと葉津希さんにも言葉の間違いを教えてあげることにしました。

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気が置けないの正しい意味は?

「気が置けない」と聞くと「油断ならない」みたいな意味だと思ってしまうかもしれませんね。

実際、文化庁が発表した「国語に関する世論調査」では半数近くの人が「相手に対して気配りや遠慮をしなくてはならない」という意味だと思っていたそうですから。

正しくはその逆で、「相手に対して気配りや遠慮をしなくてよい」ですので覚えておきましょう。

「気」とは「気詰まり」のことで、「気詰まりが置けない」で、「気詰まりがしない」ということになります。

冒頭では「気置けない人」と書きましたが、これは間違いではなく、使い分けが必要ということです。

英文法でおなじみの「限定用法」では「気置けない人」、「叙述用法」では「あの人は気置けない」となります。

こちらも合わせて覚えておくと良いですよ。

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