「下世話」をどう思いますか?え?嫌い?何で?

下世話とは低俗な話のこと?

今年も残すところ後わずかとなりました。エレクロムは今日が仕事納めです。

大木さんはこの1年を振り返りましたが、特に印象に残ったのは倉野さんによる…

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「今年も終わりか。1年はあっという間だよな。」

「ああ、毎年そう思うよな。」

「………(こいつには色々苛ついたけど、一番話し易い奴なんだよな…)」

「? どうかしたのか?」

「いや、倉野にも色々と世話になったよなと思っていたのさ。」

「何言ってんだよ、お互い様だろ。」

「そうだな、来年もよろしくな。」

「ああ。」

「ところで、年末年始はどう過ごす予定なんだ?」

「特に行くところもないな。毎年テレビを見ているよ。」

「例えば何だ?」

「『あなたの過去を紐TALK』ってのがあるだろ。あれのスペシャル版があるんだ。」

「あなたの過去を紐TALK」は「テレビ青空」の人気番組で、毎回ゲストが自身の過去を語り、レギュラー陣が勝手に低俗なネタと結びつけようとするトークバラエティ番組です。ちなみにタイトルは誤用しています。

「あれか、あれはあんまり好きじゃないな。」

「そうか?結構面白いけどな。」

「俺は下世話な話が嫌いでな。興味もない。」

「嫌い?何でだ?」

「何でと言われても困るなぁ。」

「そうか、大木は真面目なんだな。」

「まあな。」

「ということは、やっぱり国会中継とかが好きなのか?」

「え?」

「確かに政治討論とかも面白いけど、庶民の世間話が嫌いで興味もないとは知らなかった。」

「あ、いや。」

「やっぱり大木は俺とは違うよな。立派だよ。」

「ま、まあな。(くそ、相変わらず性格の悪いやつだ!)」

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下世話の正しい意味と使い方は?

「下世話」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?低俗?下劣?いえ、全然違います。

この「下」は「下々(しもじも)」のことです。つまり、我々「一般庶民」という意味です。

「世話」は世間話のことで、「下世話」の意味は「世間で人々(庶民)がよく口にする言葉や話」です。

名詞ですので、「下世話な話」という言い方自体が誤りです。

「下世話な○○」と言っている人は意味がわかっていないということになりますね。

正しい使い方としては、

「下世話」よりも世界経済の現状と今後のことに興味がある。

下世話にも「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と言いまして…。

等が挙げられますが、私は使いませんね。

と言うか、使いづらいというのが率直な感想です。

「圧巻」もそうですけど、使いづらい言葉は正しい意味で使われることがほとんどなく、ほぼ誤用されます。

「下世話」も無理に使う必要はないと思います。とりあえず誤用は避けましょう。それだけで良くないですか?

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