「いやが応にも」という言葉を使っていますか?いやが応でもやめた方が良いですよ。

いやが応にもって何?

井上さんは仕事帰りにたまたま前川さんと会い、ファミレスで食事をすることにしました。

話題の中心となったのは井上さんが嫌っていた猫内チャンピオンです。

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「前川、ラミレスって覚えてるか?」

「ああ、確か一緒に試合を観たよな。強かったな。」

「知ってるか?猫内の次の防衛戦の相手なんだぜ。」

「へえ、じゃあ今度こそ猫内が負けるところを見られるんだな。」

「酷いことを言うなぁ、お前は本当に日本人か?」

「え?だって、井上は猫内が嫌いなんだろ?」

「そうだったけど、見直したんだよ。強い相手から逃げなかったからな。」

「でも、ジャッジを買収するかもしれないんだろ?」

「いや、しないだろ。しても無駄だから。」

「どういうことだ?」

「買収すれば勝てるってもんじゃないんだよ。」

「そうなのか?」

「有利に見えなくもないラウンドが、不利に見えるラウンドを上回る必要があるからな。下手に攻めればKOされるだろうし、そんなことに無駄金を使うとは思えない。」

「なるほど。」

「杉下は何とか判定に持ち込んだけど、一方的過ぎた。あれじゃあどうやっても勝てないよ。」

「猫内はどうやって勝つ気なんだろう?」

「わからない。でも楽しみだよ。未だにアンチもいるし、次の試合はいやが応にも盛り上がるだろう。」

「ごめん、意味がわからない。」

「わからない?お前は本当に男か?」

「いや、盛り上がるのはわかるけどな…」

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いやが応でも?いやが上にも?

いやが応でも」という言葉があります。

「嫌が応でも」と書き、「何が何でも」、「とにかく」という意味です。

いやが上にも」の「いや」は「嫌」ではなく、「弥(常用外)」と書き、「いよいよ、一段と」という意味です。

「いやが上にも」で、「なおその上に、更にますます」という意味になります。

いやが応にも」は、「いやが応でも」と「いやが上にも」との混同でしょうが、どちらの意味のつもりで使っているかは状況で判断するしかありません。

非常にわかりづらいと思うのでまとめます。

いやが応でも(いやでも応でも、いやも応もなく):承知でも不承知でも、好むと好まざるに関わらず、何が何でも(義務・強制)。

いやが上にも:ますます、なお一層(自然)。

「盛り上がる」を強調するなら「いやが上にも」が良いですよね。

「いやが応でも」だと、盛り上げるように命令されているようで嫌な感じです。

紛らわしくて覚えづらいですが、きちんと使いこなせれば「出来る」と思われるので、がんばって身につけましょう!

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